未経験からでも転職しやすいのか

未経験から転職するのはどの業界でも難しい傾向がありますが、IT業界では比較的門戸が開かれています。
未経験の人材も獲得していかなければ業界での企業間の競争を勝ち抜けず、淘汰されてしまうリスクを常に抱えているからです。
しかし、どのような職種でも未経験者が歓迎されているわけではありません。
また、未経験でも可とされていても業務経験がなくてもいいだけで、求められている能力は高いというパターンもよくあります。

その中でも比較的ハードルが低いJavaプログラマーは、転職市場でも人気です。
プログラミングスキルが基礎的なレベルで習得できているという程度でも受け入れてくれる企業が多く、しっかりと時間を費やしてスキルを習得すれば誰でも転職できる可能性があるでしょう。
ただし、転職は可能でも、その後も働き続けて活躍できるかどうかとは別問題なので注意しなければなりません。
Javaプログラマーが急激に増えてきているため、プログラマー間での競争が激化しているのです。
多めにJavaプログラマーを採用して、優秀な人材だけを残していくという方針を立てている企業も少なくありません。

入り口のハードルは低めでも、その後に活躍できるレベルに成長して安定して働けるようになるまでの道のりは、決して楽ではないのです。
転職を目標にしてしまうと、転職後に研鑽を積む意欲が失われてしまいがちです。
あくまで転職は通過点だと考えて、Javaプログラマーとしての努力を続けていきましょう。